「椿さんて 何だかいろんな外の先生が来はる所やなあ〜」
って もしかして思ってらっしゃ方がおられるかもしれません。
社長の方針で『カルチャースクールのように様々なコンテンツが選べるデイに』という事が主だった理由。
それにはまだまだ及びませんが…
『選択する楽しさ』って有りますよね。
女性は特に「選べる」「たくさん種類がある状態」に弱いもの。
ワンプレートにおかずが 彩り良く 少しずつ 何種も盛られた幸せ
可愛いデザートが盛りだくさんの ワゴンがやってくる幸せ 選ぶ楽しみ
あら 例えが食べ物ばっかりですが、お洋服だってなんだって。
女性の方が長生きな理由、生物学的な事実以外にもありそうです。
デイサービスは要支援 要介護 様々な方が利用をされます。
特にお元気な方 ご家族様には 見学の際や初めの方に必ず「こちらのデイサービスではどんな事が出来るの?」「何をさせて貰えるの?」と聞かれます。
もちろんご本人様から
「手芸がしたい」
「将棋がしたい」、
ご家族様から
「妻は写経が趣味なのでやらせて欲しい」
「父は大工仕事が好きだから 庭で好きなようにさせて欲しい」
など 要望を頂く事もあります。
でもそればっかり1日して頂くわけには行かず。
せっかく椿に来てくださるご縁を頂いたわけですから、
ずっとお元気でいて頂くために。
脳活
メンタルの充実
様々なアプローチ
楽しみを提供できる場
常に進化し続ける場であることの必要性。
椿としてはどんなハコでも中身の『人』=『staff』が一番重要だと思っていますが、一般的には まずは具体的に《デイサービスとして》「これとこれとこれが出来ます」と提示が必要になる。
staffの質 は実際に接していく中で『感じる』モノ。
言葉じゃないんです。(と言いながら手前味噌連発してますが)
他にも重要な事実。
高齢になると「自分が何を求めているのかが分からなくなる」
利用者様にも趣味 趣向 その方の状態 含め 様々な方がおられます。
でも、年を重ねていくと「自分の欲求が分からない」「思い出せない」
私たちもレストランのメニュー表で メニューの文字だけ見るよりは 料理の写真を見て「美味しそう!」「これ食べたい!」と思う。
人は目からの情報で判断することが圧倒的に多いのです。
手持ちのカードがたくさんあれば たくさんの方のニーズにお応えできる。コンテンツの写真をたくさん提示することで「なんだか楽しそうね」と感じていただける。
そして実際にいろいろな事を体験して頂く中で「あ 私 これ 好きだわ」「これ 心地がいい」「もっとやりたい」と フォーカスがあう瞬間 上がる瞬間 ピントが合うものが増える。
昔 好きだった事を思い出しやる気が再燃したり、新たな趣味が見つかったり だって あるかもしれません。
トキメキ ワクワクは生きる気力に繋がります。
施設によっては利用者様に来客時の案内係をお任せしたり、決められた役割を果たす事で満足度に繋げています。
高齢者だから と一括りにしない。
承認欲求 自己重要感
物質至上主義からシフトする先には
『嬉しい』『美味しい』『楽しい』『幸せ』
メンタルを満たす重要性
高齢になる程ウェイトを占めるのは
物よりも 目に見えないモノ
あまり書くと怒られそうなので、今日はこの辺で。